子ども・子連れへの対応、ココが違う!

子どもが大好き?

ニューヨークで子育てをしているわけでありませんが、目にする光景で、日本とアメリカでは違うな〜と感じることがあります。

たとえば、子どもに対する態度。ニューヨーク(アメリカ)では、子どもは国の宝であり、国で育てるものという意識が高いせいか(または子ども好きが多いというか)、老若男女ともに、子ども、そして子ども連れにやさしい。
「Hi, Honey」「Bye-bye Sweet Heart」「Hi, Sweet Little Baby」「Hello Cutie!」「Hi, Pretty!」「Hello Princess!」などなど、おもに、おじいちゃん、おばあちゃん中心に、みんな気軽に声をかけています。
日本で「はーい、カワイコちゃん!」「ハロー、プリンセス!」などはあり得ない…(笑)。

もちろん地下鉄のなかでも! 子どもをだっこして乗り込んだだけで、モーゼの海割りのようにみんなササーっと座席を立ち、我も我もと「譲ってくれあい」がはじまのるのです(逆に座席空きすぎに…!)。優先座席で寝たふりをされて心がすさむ、ということはあまりありません(フォローするようですが、東京のように乗車時間が長い人も少ないのだろうが…)。

ベビーカーだって、たたまなくても平気。たまにじゃまそうにしている人もいるにはいますが、本当にドアの真ん前でじゃまなだけで、文句を言う人なんて誰もいません。日本(東京)にいるときにように肩身のせま〜い思いをしなくてもいいのです。

ママたちはひと言で…強い!

スーパーマーケットで見かけたママ(推定30代なかば)は、片手で乳飲み子を抱えながら、片腕でひ2人の幼児をグワシと抱えて、カートにぎゅっと押し込み(?)お買い物。大量のおむつやベビーフード、野菜やおかしなどをばんばんカートに放り込んでいきます。

初秋だったとはいえ、私はヒートテックにセーター、ジーンズを着ているのに、彼女はタンクトップに短パンでした。
ほかにも、エレベーターもエスカレーターもない地下鉄の階段でも、パパに頼るわけでもなく、バギーをひょいをかついで平気でのぼったりおりたりするママも。その腕の筋肉ったらスゴい、すり寄りたくなるくらい、たくましい…!

逆に妊婦は病気じゃないとされているので、あまり過保護にはしてくれません。「マタニティマーク」もないし、強靭でたくましいママが多いので、妊婦さんでも平気で立っていて、しんどい人は自己申告しているようです。自己申告、いいと思います。

国が違えども同じことは?

以前、ムスメとニューヨークに行ったときのこと。道ばたで、重い荷物をたくさんもっているのにダッコしろとわーわー叫びだしたムスメをなだめていたとき、同じように道の向こうでやはりわーわー泣き叫んでいる同年代くらいの女の子とそれをなだめる白人ママの姿がありました。

ムスメは言い出したら聞かないので、観念して荷物を両肩に分散してダッコしながら歩きいていたら、そのママと目が合い、「お互いたいへんよね…」と無言でアイコンタクト(笑)。

ニューヨークでも、ふと見かける子どもたちは、ところかまわずどこでもわーわーきーきー自己主張してるし、公園でもママが「歩くの? だっこするの? どっち?」と叫んでいるのを見かけたことがあります。自分の姿が重なって、ちょっとホッ。国が違って子育て事情が違えども、子どもってどこの国も同じなのかもなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

error: Content is protected !!